コラーゲンを多く含む豚肉や鶏の手羽先、また近年ではコラーゲンドリンクなども人気があります。
美容のために習慣的にコラーゲンを意識して摂取する方も増えていますが、一部ではコレステロールを心配する声もあるようです。
早速ですが、気になるコラーゲンとコレステロールの関係について見ていきましょう。
コレステロールの働きについて
コレステロール値は健康診断でチェックすることがありますが、その値は病気のリスクなどを知るためにとても重要です。
コレステロールには悪玉と善玉があり、すべてが体に悪いものではありません。
そもそもコレステロールは脂肪の一種で、細胞膜や胆汁酸の生成をサポートするなど、体の働きに欠かせない大切な役目を持っています。
私たちが健康に注意したいのは悪玉コレステロールで、増えすぎてしまうと血管壁に厚く付着して、動脈硬化や脳梗塞などの深刻な病気の招く原因になってしまうのです。
善玉コレステロールは、この悪玉を抑制する働きがありますので、バランスよくコレステロール値をキープすることが大切ですね。
食べ物のコラーゲンに注意
コラーゲンをたっぷり摂ると、お肌がプルプルになるといわれていますよね。
化粧品や美容系サプリで人気のコラーゲンですが、摂取するには食べ物という方法があります。一般的にコラーゲンが多いといわれている食べ物には、豚肉、うなぎ、鳥の皮、手羽先などがあり、どれもカロリーやコレステロールが高いものばかりです。
美容のために必死に食べ物を意識していると、逆にコレステロール値が上がってしまう危険性があります。
私たちの体に必要なコラーゲンの量は1日当たり5000㎎といわれていますが、過剰に摂取するとコレステロール値にも悪影響を与える可能性があります。
コラーゲンはそもそもタンパク質で、直接的にコレステロール値を上げる原因になるものではありませんが、食べ物の場合は脂質や糖質なども同時に摂取するため、リスクが高くなってしまうのです。
コレステロール値を上げずにコラーゲンを摂取する方法
コラーゲンを一定量毎日摂取したいけれど、コレステロールが心配という方。
一番オススメな摂取方法はコラーゲンのサプリです。摂取量がはっきりしている点や、食生活と調整しやすいこと、また他の栄養素も同時に摂取できる点も魅力ですよね。
コラーゲンのサプリはドリンクやタブレット、パウダーなどいろいろなタイプがありますので、コレステロールが気になる方は低カロリータイプなどを選ぶとよいでしょう。
またコラーゲンを上手に摂取するには、サプリをプラスした健康的な生活が大切です。ストレスもコラーゲン不足の引きがねになりますので、日頃から快適な生活を送ることも重要ですね。
まとめ
コラーゲン摂取でコレステロール値を上げない為には栄養バランスのとれた食生活、そして健康的な生活習慣にサプリをプラスすることが一番効果的です。
サプリは必ず用法を守り、過剰摂取しないように注意しましょう。